【開催レポート】広瀬川自然再生ワークショップ

【開催レポート】広瀬川自然再生ワークショップ

昨年秋に 国立研究開発法人土木研究所自然共生研究センター と仙台市河川課の協働により、竜ノ口堰堤の落差を解消する事業が行われました。

事業を計画し実行した自然共生研究センターの林田主任研究員と、候補地として竜ノ口を推薦し仙台市との調整を行った、宮城教育大学の棟方准教授からお話を伺ったのち、現地でのワークショップを行いました。

宮城教育大学の棟方先生から竜ノ口堰堤のスリット化に至る経緯やこのような工事がなぜ必要なのかレクチャーを受けました。
国立研究開発法人土木研究所自然共生研究センターの林田さんより、スリット加工時の概要について説明を受けました。
2016年の竜ノ口堰堤
橋の下流側に1m程度の落差が2つある堰堤でした。
上の写真のアップ。
工事後の堰堤
上段の堰堤をV字にスリット化し、下流側のコンクリート部分を掘り下げられました。
堰堤の下流側にフトンかごを設置して、その間に土砂をためうrことで段階的に落差を解消しています。
フトンかごの下流が洗堀されて落差が大きくならないよう、大き目の石を積む作業を行いました。
上流側は落差が大きいため、下流側に石を積み水位を上げる事で段差を小さくしました。
土砂の流出を防ぐためフトンかごの前後にヨシを移植する予定でしたが、沢内の日当たりが悪くヨシが少ないため、今回は見送りました。
この日はいつもより水量が多かったので、平水時にどのように流れているか楽しみです。
最後に堰堤の上流側の水生生物の調査を行いました。
魚類はアブラハヤのみで、本川では見られないヤゴなども確認できました。
作業中に見つけたカニのような化石。亜炭やホタテの化石も見つかり、良い記念になりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

このワークショップの数日前に70mmほどの雨が降り、下見の時には10センチほどだった落差が、増水によって河床が掘られたことで、20~30cmほどになっていました。
その分、作業量も増えましたが、最後まで熱心に取り組んでいただけました。
この先も同様な雨が降れば、今回積み上げた石も流れることなどが予想されます。
定期的にメンテナンスや水生生物の調査を継続していきたいと考えています。

*当日 J:comさんに取材をしていただいた映像がニュースで放送されました。
地域情報アプリ【ど・ろーかる】からご覧いただけます。(2/4~2/11まで)



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です